ターサンのみたトレンド、第二創業期、付属品の革新的な登場

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第二創業期、役物の決定版発売、


第二創業期は、本体の開発と付属品の開発が命題となっていたのです。

 特に、付属品には、本体とのマッチングがいまいちであり、折角の壁全景も何か、仕切りを入れた外観となる、


是には、本体がいくらすごくとも、壁全体としては、デザイン的におとり、本体の良さも生かし切れていないのです。


 この課題は、創業期からささやかれていたのです。


でも、やはり、簡単の解決できる課題でなく、しばらくの期間の思考錯誤が必要であったのです。


 しかも、1社のみの知恵でなく業界全体の開発意欲の向上で、その実現が、かのうになるのかも?


でも、やはり20年以上の月日が経過しても、付属品の決定版が開発されないのです。


 しいて言えば、帯に長し、たすきに短い?

 

このように、消化不良の付属品でした。


 これは、形状だけでなく、根本から解決すべき課題が潜んでいたのです。


それは、

      ①複雑な加工に耐える金属材、塗料材の開発です。


      ②手作りでの製造は、コスト高、これを機械加工に置き換える。


      ③デザイン的な本体とのマッチング作業ができる。


      ④着脱が簡単ですが、外れにくい。


      ⑤本体の複雑な化粧面とのマッチングしやすい模様等であること。(素材の種類の削減)


       ⑥市場、特に、窯業系の付属品の凄さに、負けないこと。


        などの課題が横たわり、板金屋、顧客、メーカでも、研究開発に必死でしたが、なかなか、市場に販

        売できるサンプル品が出来なかったのです。

 しかし、時が解決してくれるものです。


      ①、金属材の材質改良とプラスチック材の併用、


      ②塗料の曲げ加工ができる柔軟な塗膜形成と耐候性。

      ③単品での付属品でなく、2から3部材に変更して、加工コストと加工のむずかしさの削減を図る

      ことです。


 これは、分解思考です。


  この発想は、やはり窯業系サイデングにあり、その応用編です。


 世の中の技術は、業界に関係なく、時期に応じて生まれるものです。


 あなたは?