ターさんの勝手な情報局、第二創業期、金属屋根材へのチャレンジに

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第二創業期、金属瓦(いらか)と定尺屋根材の発売へ


 屋根材へのチャレンジ、

これは、創業者のトップとしても、一番自信が有り、やりたい商品化でした。


 でも、それは、裏を返せば、いかに難し分野なのか?

熟知してるからこそ、開発に踏み切れなかったのです。


 しかも、ライバルは、少なく、市場的にも

 ①長尺屋根材(ほぼ現場加工)、甍(iraka)

これは、瓦の屋根材の金属版です。

 加工に厳しい部分が有り、大型プレス加工と耐久性、耐候性で?

しかも、屋根が複雑だと、その納めに、じゅくれんが必要であり、役物の数も、増すのです。


 勿論、コストがアップするのでそれなりの住宅でないと使用できない製品なのです。

しかも、市場は住宅との絡みで、大幅に限定されるのです。


 ②定尺屋根材は、安価製品であり、小屋とか、住宅のコストダウン用の住宅などへの屋根材であり、

汎用品なのです。

 これは、市場はあれ程度よそくできますが、利益的には、あまり面白い商品でないのです。

勿論、景観ルーフのようにGOOD、デザインの屋根もありますが、これは、コストアップであり、一寸、汎用品位ならないのです。

その意味では、屋根材市場は、あまり面白い市場でないのです。

地域により屋根材の特性があり、瓦、コロニアル、小端、長尺屋根など分散しており、---


 ただ、これら屋根材でも、東日本大震災の時には、壱部破損屋根の修理に定尺の屋根材が飛ぶように売れ、

生産を3交代で行い供給したのです。

これは真夏の夜の夢です。


あなたは、どの市場を狙いますか?

金属加工ではサイデングも同じなのです。