アサンポの詩

アサンポの詩

朝虫は2匹、相変わらず常連です。

雲は盆地の多くを覆い、その隙間から朝日が覗く、

光のありがたさに、ただただ、空を仰ぎ見る

近くの山の稜線は、光の加減で暗く、あるいは明るくと

変幻自在に表情を変える、

しかも、自らに意思に関係なく雲のいたずらに

まかせっきり、彼岸過ぎのアサンポの朝