エッセイ ドンキーマカセ

エッセイ ドンキーマカセ

(53)開発マンよ時は、今なのだ。

開発マンは、新商品の開発着手から商品化への道のりは、少なくとも1年以上が常識です。

勿論、従来品の一部アレンジクラスは、半年でも可能ですが、少なくとも、新商品と

言えば、年度計画から始まるのです。


しかも、公開せずに開発に着手するケースは、数年前からです。

それは、いろいろなケースが有り、ストック商品的なイメージです。

通常は、それほど準備万端で市場にだせる新商品は、まれです。

◎その意味では、新商品開発の表向きの計画が社内で開示されても、

市場等には秘密です。

①それで社内では、縦横などの連携が可能になり、具体的な開発から

量産へとの計画が推進されるのです。

②その時には、経営上の最適タイミングが設定されるはずです。

③そのため、発売時期の遅延は、どの部署の関係者にも許されないのです。


④それは、経営資源の投入をこの新商品の発売に総ベクトルを向けたのです。

⑤それこそ、[時]なのです。


◎でも経営トップの思い付きで、タイミングがミスする可能性があり得ます。


①それは、具体的な事例がありますが、真実名の商品等は差し控えるとして具体的な

新商品開発の一大失敗事例にマッチしますので、敢えてストリーを書きます。

ソレハ、今から35年くらい前にさかのぼります。

②経営トップは、いつものように、[今、売れている商品があすうれる。]保証など

どこにもない。

③企業は売上次第で倒産の憂き目があるのだと。

④それで、今の商品と真逆の新商品の開発に着手すべきだと持論をフリカザシ。

⑤実際にメンバー3名で開発に着手命令が下り、着手したのです。

ソレハ、経費と人材のロスを最少減に抑えるために、現実の経営を圧迫することのないようにと、

細心の注意を払っての旅立ちでした。

⑥でも、メンバーの能力は、抜群の開発センス、知識などを保有し、その実現を疑う者など

居ませんでした。

勿論、私も、彼の開発に疑問は?

ただ、納期が不確定の開発テーマでした。

これには、開発者は、力が入りにくいです。

でもあまりにも現実の商品と掛け離れた分野であり、それなりのセンス?

勿論、経営トップはその分野の市場、技術など、を持ち合わせて居たようです。

関係者のうすうす感じていたのですが、具体な指示でなく、あいまいな感じでした。

それほど、うやむやな分野の開発といえる。

デモ、この開発の年限と費用は、10数年後に、現実に廃棄処分位なったのです。

◎あなたは?