アサンポの詩

アサンポの詩

霧雨の降る朝、

朝虫は見えず、

スプレヤーの音もなく、静かな霧雨のみが降りしきる

あまり濡れないのだが、傘を開くが、水玉にならず

これは邪魔雨です。

でも農道は、静まりかえり、ただ静寂のみが

あたりをつくろうステージであり、盆地の朝の天空は雲で

覆われ、山々の連山すら見えず、

まさにツツミこまれた空間に朝虫もおらず、

アサンポの詩