コラム ポッツンと一人の勝手な見解
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(16)古希まじかの市場創造型の営業マン
彼は、自社ブランドメーカに約30数年勤務して、定年まじかでヘッドハンテングで中小企業に転職した。
彼は、前の職業では、市場創造型の営業を専門に活動してきた人です。
その彼は、来年が古希だと、
そこで、このタイミングで引退したいのだと。
理由は、
①両親が92歳と高齢であり、医者通いに自家用車で通院しているのだと。
これは、最近の高齢者の自動車事故には、我が身に様に思いだされると。
そこで、彼が両親の通院を専門にするので退職して、引退したいと。
②彼の奥さまは現役であり、収入には,問題がなく、安心のレベルだ。
③そこで、今年の退職を来年まで延期したのだと。
勿論、現在勤務のトップからお願いされたのだと。
そこで、来年10月末までの勤務することになったのだと。
④それは、彼にとっては、うれしいはずです。
高齢者の暇は、よいことはさっぱりなく、元気なら働くのが一番です。
⑤私も彼の決断に大賛成です。
ただ彼のような、市場創造型の営業マンは、今後育つのか?
非常に疑問である。
◎単なる御用聞きの営業マンならいくらでも代替効くのだが、市場創造型の営業マンは、
①日々チャレンジであり、毎日が新規な顧客開拓です。
②そのため、営業成績が悪く、評価も最低です。
③でも、本来なら成果で評価するにも売り上げで評価するのが物差し違いなのですが、
売上評価の営業トップの評価は最下位です。
④これでは、この種タイプの苦労の連続の営業マンは、とてもやる気の起きることがなく、挫折感のみです。
⑤それでも、市場創造の営業を担当として活動してきたこの人は、信念の人です。
⑥しかも、この種営業マンの財産は、人脈のみです。
この人脈は、お金で換算できない価値があるのです。
◎ところが、売り上げ至上型の営業姿勢では、これからの新市場を開拓できるはずがないのです。
①その意味では、直近の成果に関わらず、先を読み解く営業姿勢が必要ですね。
あなたは、どのタイプですか?