これは何だ、製造部の?

⑪-59

製造部の停滞


この時期、製造部は、実質、研究所から提示されタ装置とノウハウ、技術の指導をそのまま実施して製品の製造を

していたのです。

 勿論、そのトップは、どちらかといえば、製造部、研究所とまわり、最後に製造部に戻ったのです。

是には、トップの狙いがあり、彼は現場の技術者の範囲の仕事が最適であり、製造部のトップとしての仕事は?

でも、その後、この部のトップをしていた人が研究所に戻り、技術部を指導する組織となり、かれは自動的に製造部

の現場のトップになったのです。

 組織上のトップは、副社長を据えた組織です。

この意味は、現場

 

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の仕事と、組織上の仕事は?

である証です。

そして、彼は、シニアになるまでも実質製造部のトップに君臨するのですが、相変わらず仕事は現場のエンジニアのレベルであり、

組織の仕事は部下が処理できるモノであり、表向きの製造部の代表として顔は並べていたのです。

 これは、年令のなせる業と組織的にこのポストに適任者がらず、自動的に昇格したケースです。

組織では、このようなケースがあり得るのです。

 その意味では、製造部の自己責任が無く、研究所、開発部、技術部からの指揮で製造しておれば、とくに問題が起きない

部署なのです。

 でも、研究所、営業部、総務部は、企画力の競争なのです。

新規な企画なくして企業の競争力など、全く勝てるわけがないのです。

この企画力の宝庫が、実際は、市場にあるのです。

 その意味では、営業部の観察眼は最高の羅針盤名です。

この羅針盤と研究所が、一体化した行動をするそしきに連携すれば、最高の力が発揮できるのです。

企画力+顧客情報力は、鬼に金棒の企画になるのです。

勿論、研究所の即試作がゆうこうな武器です。

 あなたの会社では、この組織的連携が有りますか?