ミラクル情報局 第二創業、技術部の進化
ナニコレone-One
技術部の変化
1、この時期になると、装置はほとんど自社設計が主体でありますが、
製造が他社に分散して依頼する時期です。
これは、社内に工作機をセットする必要がなき、設計図があればどこでも作れるメリットがあります。
その反面、社内には、部品の工作機での製造ができるメンバーが少なくなり、以前の経験者が数人であり、
やはり外注に頼らざるを得ないのです。
勿論、発注は分散して依頼するのですが、全体図が要求されるので、
企業の経営方針が丸見えです。
でも、この時期の開発スピードが早く、他社の新製品が上市される前にIGの新製品が発売されることが
当たり前でした。
特に、役物に大きな差別化が出来て、ほとんどマネができない部品でした。
これは、出来上がり、すなわち、建物の納まりが決まる重要な部品なのです。
しかも、付加価値が有る商品なのです。
また、その数も多数あり、横張の壁では、一番、納まりの外観を決定ずける役物でした。
その意味では、本体以上にシステム建築の領域に突入したのです。
勿論、大手の金属サイデングメーカはまねようと試みるが?
また、窯業系の大手メーカは、それなりの役物を用意していたのですが、やはり、納まりに、
目地材を練り込む必要があり、外観はいまいちの感じです。
あなたは?