コラム   ポッツンと一人の勝手な見解

コラム   ポッツンと一人の勝手な見解

⑮知らない業界のしきたり


◎彼は、HPや繊維関係の機械の操作は特異ですが、建築の戸建ての智識は?

彼は、今年の3月ころから事務所兼住宅の設計・建築を試みてCDなど無料サイトを

活用して平面図、立体図、立面図などの図面を作成したのです。

①このような図面を建築設計士に提示して建築許可証の図面と合わせての製作を依頼していたのです。

②納期は、一応、今年中、

③費用は、おおよそ1000万円、工務店では、1600万円と見積もられた。

④ただし、設置部材は、1年以内の納期として、浴槽、ストーブ(ドイツ製で160万円位)、台所などのセットを

あるメーカに以来して契約したとのこと。

⑤ところで、工務店の役割の備品の見積もりがある業者に設計士から依頼されたのです。

⑥ところが、その見積額が、何と常識の倍くらいの金額です。

これは、何か間違い、あるいはやりたくないかのどちらかの可能性がありますが、さてどの趣旨なのか?

⑦彼は、約1週間考えた結論が、この業者はやりたくないのでその意思を表現したのだと。

すると、すんなりとつじつまが合い、それなら、最初から断りの話をし絵tくれればいいのに、業者も設計士に

依頼された関係上、断れなくて数字で意思表示したのです。

でも、彼には、この真意を読み取るまでに、1週間の時間を要したのです。

まさに、無駄な思考で悩んだのです。

⑧そこで、彼は、今日、設計士にどちらも傷つかずに断れる手段がこれでしたとわかり、見積もり額の不一致で今回は

見送るとお断りを今朝面会して伝えてたとのことでした。

◎通常、工務店に依頼するときには、1括発注が主流であり、部分発注は、特別なケースです。

①今回の事案は、道路が宅地についておらず、官地を借りて道路にする話であり、その許可に必要な図面等の一式が

不足しており、建築確認が出せないのだと。

まさに、足元をすくわれた感じだと。

これで、計画は1年ずれるかも、しかも、彼一人ですべて取り仕切る方式は、年齢的に無理であり、

結局、工務店に一括依頼する道をたどるのか?

それとも発奮して自らチャレンジするのか?

しばらくは、悩むのでしょう。

⑨私は、一応建材メーカに勤務していた関係である程度の智識と業界情報は知っていましたが、

一応、設計士が付いており、安心していたのですが、やはり設計士の経験が?

⑩彼と、その後しばらくよもやま話をしてが、住宅メーカの業界情報を話しながら、どの業界にも

業界のしきたり、仁義があり、そこには業界人にしか理解できない環境が有るのだと説明したのだが、?

彼は、理解していない感じでした。

◎あなたも業界筋の話は、分かりにくいのが常です。