コラム   ポッツンと一人の勝手な見解

コラム   ポッツンと一人の勝手な見解

◎エイジング・アンカー?

この言葉は、アメリカの心理学者、エドガー・シャインが提唱した有名な


[キャリア・アンカー]は、職業人が自らのキャリアの形成・選択を考える際に、

最も大切にしたい(どうしても犠牲にしたくない。)価値や欲求のことをいう。

なお,anchorは、船の錨(イカリ)の意味です。動かせない点、の意味合いもあると。

さらに、シャインは、キャリアアンカーを、8分類にした。

①管理(組織の中で、責任ある役割を担うこととを望む、)

②技術的能力(専門性や技術の向上を望む。)

③安全・安心(安定した組織に属していることを)望む。

④創造性(新しいことをする、創造的な仕事に取り組むことを望む)

⑤自律(自分の思うように、独立した仕事をすることを望む)

⑥奉仕・貢献(社会貢献や他社への奉仕を実感できる仕事を望む)

⑦挑戦(高い目標、困難な問題の解決などに挑戦することを望む)

⑧仕事と生活のバランス(個人の生活や家族と、仕事のバランスがとれるように働くことを望む)

この、各種項目を見ると、何と素晴らしい見解であり、今の私なら理想そのものです。

これは、高齢者の職業人生の充実に大いに寄与する。役立つために提唱したのだと。

INSiGHIT NOWに掲載されています。

なお、エイジングアンカーを10分類したものはあります。

NPO法人、老いの工学研究所の掲載から。


①長生き

②新しい充実

③奉仕・社会貢献

④思い出と生きる

⑤超越

⑥離脱・孤独

⑦競争

⑧現役、

⑨調和、

⑩平凡・安定


これらは、だれもが望む理想でありますが、国民が皆、この理想に向かっての準備をできるのか?

其れにしても、このような内容を、20歳代に教育の中で研修してくれたらと、すでに遅い高齢者のタワゴトです。

◎あなたは、まだ間に合いますか?