朝虫の詩

朝虫の詩


桜の葉が根に近いところの枝にのみちらほら残り、

その他の枝は枯れ樹の風情

地面には、僅かの葉がのころ、それ以外は風でまき散らされたのかな?

晩秋の季節、

何故か、朝虫もほとんど見えず、

モノ悲しい紅葉に包まれた盆地の秋の朝。