コラム、水晶 太郎、開発―知財―経営のトライアングルは不要ですか?
コラム、
水晶 太郎
開発―知財ー経営のトライアングルシステムの崩壊か?
それは、夢の彼方へ、私の正夢は、今は昔デスカ?
これは、私が現役時代のベンチャー企業の経営システムであり、経営哲学です。
経営方針です。
それが、現実は、無残にも、崩壊時期に来ているとは?
その根拠は、今朝、以前から知り合いの大阪の素材メーカであり、特殊な物置などを販売している
一部上場企業の知財担当(管理職)が、何と,約五か月前に総務部へ配転したとのmailでした。
もともと、知財に力をいれている企業でないが、それなりの陣容で組織を運用していたのです。
この組織のトップは、開発部長であり、次にクラスに次長として特許課の長として位置づけられていました。
それが、ゼロになったのだと。
5か月前までの組織のメンバーは、開発部、総務部と配転されたのです。
それは、特許課の不要、あるいは、片手間での対応で仕事がこなせると判断されたのです。
特許訴訟もなく、出願もなく、これでは組織が必要ありません。
そのくらい、安定した市場、ライバル関係です。
もともと、素材開発は、大手が数社で独占しており、相互協力の団体であり、お互いに争う市場でなく、海外への
進出もオールJaPANが主体です。
まさに、成熟市場です。
是は、前記したサプリメント、医薬、医療機械、IT、ソフト以外での市場競争は?
無く、順風なのです。
これは知財担当の地位は急落です。
あなたは、知財不要論ですか?