ターサンの見たトレンドは?

⑨-40


再出発の門出、ベンチャー企業の生き様、


壁材にデザイン感覚を、現場は右往左往、やはり現場でのデザイン化は無理かも?


 このS63年は、平成への過渡期であり、企業もいろいろと衣替えの時期です。


特に,igはまさに突進する姿勢の連続であり、わき目もふらず位まっしぐらの金属サイデング材の市場拡大に


突っ走って来たのです。


 そして、その集大成が、何と現場でのデザイン壁作成です。


これは、メーカのおごりです。


現場の大工さん、板金屋さんが、設計図に本壁ンアドの縦横、あるいは化粧目jなどの組み合わせで


デザイン化した壁を形成する商品ですが、少なくとも種類がまし、その管理も半端でなく、


在庫が板金屋、大工さんに残るのです。

 これには、無駄の連続であり、いつ活用されるか?

そこで、この商品開発は、失敗の領域です。

 また、パネル、バンドの製造も、H棟で本格化したのですが、これもパネルは連続性がなく、ヴァンドは


連続生産できるのですが、金属サイデングの感覚とまるで違うスピードです。

しかし、付加価値があり、経営には役立つ商品です。

 この時期は、入り色な製品の整備がなされ、次のステップへの踊り場です。

開発も、デザイン?即ち、意匠関係の出願が多く、その数は700件/年と驚くべき出願件数でした。


それは、意匠権は、ズバリの権利であり、その周辺の権利化には、類似意匠制度のフル活用でした。


それに、費用も安く、経営に悪影響を与える要素が有りませんでした。

 まさに、意匠の大安売りの時期です。

勿論、ライバル牽制(けんせい)と市場の独占を目指した戦略です。

 

この企業の営業は、マネ物を販売したことがなく、この企業だけの商品を販売してきており、

まさにライバルのいない市場での営業です。

   少なくとも、この時期になると、社員のレベルがアップして、ようやく企業的な感じがして、制服などの

統一しての出勤し形など、生活を見る余裕も出たのです。

 あなたは、このような時期に何をしますか?

私は業界の連携を目指しましたが?