コラム   ポッツンと一人の勝手な見解

コラム   ポッツンと一人の勝手な見解

(39)高齢者農家の苦労

◎私の実家は、兄が専業農家を約50年以上経営しています。

①さて、現在は、兄貴が一人農業であり、その業務内容は果樹園です。

おもに、サクランボ、リンゴ、ラフランス位です。

②それでも、10年前から兄貴が一人農業になり、定年退職の近所の若者をほぼ、

通年で雇用しています。

③なぜなら、農業は、一人でできない作業が多く、やはり2二人ではじめて反射シートを敷いたり、

サクランボのビニイルシートを張り、雨よけハウスをかぶせたりします。

一人では、とても、上に上がり、下に下がりでは、ほぼ不可能です。

④勿論、一人で作業出来るモノモたくさんありますが、それらは機械化になり、例えば、雑草狩り、

消毒などは、ほぼ一人です。

⑤ただ、一人だけだとやる気が起きないとも言われます。

⑥また、今回のように台風が来るので急いで果樹の収穫をするときなど、一度に多数の人数で

収穫しないと、台風で折角の果実が落下して売り物にならず、1年の苦労が報われず、その経費すらも

稼げず、赤字経営になります。

⑦すると、まさますやる気がなくなります。

⑧それに年齢が80才となると、ほどほどにの気分が有るらしいのです。

⑨しかも、奥様が外に出ず、実質兄貴が一人の農業です。

◎そこで、将来、いや来年は大幅に縮小するとの計画です。

①そこで、一人農業は可能なのか?

②それでも年間、多忙な時には、これまでに働きに来た居た人の手を借りざるを得ないと思います。

③それは、まさに困った時の神だのみであり、都合よすぎるとおもいます。

それは、らいねにならないと?

④そこで、私などのにわか助っ人が必要になるのですが、果たしてその要望に

こたえられるのか?

⑤それほど安易な仕事でないと思います。

(勿論、農家出身であり、経験もありますが?)

◎兄貴は農業をゼロにすると、多分、夢遊病になり、ますます老いが増します。

①これを阻止するためにもある程度の忙しさの農業はすべきだと思います。

②勿論、サラリーマンも同じだと思います。

③定年後、何もない?

これは、老化促進剤です。