エッセイ ドンキーマカセ

エッセイ ドンキーマカセ

(59)開発マンよ先を急ぎ過ぎるな。

◎開発マンは、その中でも新商品の発売には、1日、いや1時間でも速く発売したいのが心情です。

 ①でも、それは、最終結論であり、そこまでの工程では、言葉が先行するのみで、意外と実態は、遅延するのが

日常です。

②開発マンは、机上で実験ですが、現実の量産には、思わぬ落とし穴が存在するのです。

例えば、材料供給法は、連続、断続、装置での供給なのか、人力なのか?

まさに、思わぬ課題が出てくるのです。

また、複数素材のミキシング系の装置では、化学反応が伴うもののスピードのコントロールには、外気温、室内温度、

装置内温度など、温度調整が簡単でないエリアもあり、その改良にも費用対効果が検証できず、実体実験での

評価なるケースも多々あります。


それは、机上との誤差と思わぬ要素の付加であり、うすうす感じてもその場にならなければ、正確に

把握できない場合が多いのです。


◎その意味では、開発に余裕を持たせて経営に悪影響を与えないように計画すべきです。

①ただし、だらだらきげんあしの開発は、まさに悲惨であり、成果の評価に価値がなくなります。

②その意味でも、一応の計画スケジュールに従った成果を生み出す努力は最低限必要です。

③それもクリアできなければ、すべてにおいても、同じ結果です。

この結論は、厳しいのです。

ソレハ、今後の開発計画に直に悪影響を与えます。

最悪、開発からの移動です。

◎開発は,ウサギと亀の組み合わせと心得よです。

すると、どこの箇所で、急ぎべきか、それ以外でどこで時間と費用をかけるのか?

或いは、外部の開発機関、試験機関を活用すべきかなどの決断も可能になります。

すべては「時は金成です。」

◎あなたは課題に行き詰っていませんか?