エッセイ ドンキーマカセ

エッセイ ドンキーマカセ


(35)開発マンよ何もせずに世の中での存在すら忘れあっれるな。

◎開発マンは、死ぬ間で探究心を持ち、新規な発想でモノの改善に取り組むべし。

①開発マンも年齢がアップすると、企業では役職が上がり、

実態の開発・研究から離れ、評価者になるケースが殆どである。

②若い時は、昼夜関係なく課題の解決にチャレンジするエネルギーで仕事を楽しく、

面白き過ごしていたのが、管理職クラスになると、現物から離れ、会議、交渉事など、一寸、現場感覚が

薄くなる。

③勿論、専門職で残るケースもあり得るが、日本企業では、管理職が企業のトップを目指す、あるいは、

役員を目指す早道である。

なお、最近は役員待遇の専門職もいますが、やはり企業内での地位は、組織のラインとは、一寸、違います。

④それでも、開発マン気質で組織改革と人材配置などの工夫で、

本領を発揮する管理職・役職員、役員もあり得るのです。

⑤ただし、経営トップが開発マンでないと、期待することが難しい。

◎開発マンの評価は、

①研究開発の実績、

知財の出願件数、

③商品化の開発、

④営業の売上貢献度、

⑤市場の情報の把握と営業マンとの連携は、

これらは、数字上の評価ですが、実際の評価は、新製品の市場シェアや、自社ブランドの評価など、

⑥経営における利益率のアップ、

⑦市場の情報収集で次期商品の提案などが、

おおきな要素です。

◎企業は、明日が勝負、

①現状の商品は、過去であり、その成果などは敢えてカウントしないのです。

②次期商品の開発数の有無は、企業の存続に関する。

③人財も開発マンの採用に苦心するか、育てる環境が有るか?

④開発マンは一生、研究開発に明け暮れるばかりでなく、市場での自社ブランドの強さを気にすべしい。

⑤経営トップは文系がおおいので、如何に開発投資を説得できるかは最大の仕事。

◎あなたは開発マンで一生を終える。