これは何だ、経営者

⑪-67

経営とは、

 これは、第2創業期の中間期になり、経営陣が一変する流れが見えだしたのです。

それは、経営権の譲受する企業の徹底的な内部監査がはじまり、日常業務にも支障が出そうな


動きです。

 それは、相手の経営者にすれば、この企業の内部監査を徹底的に行い、丸裸にして、それで経営権を譲渡しようとする

現経営者(創業者)の意図を自らくみ取り、なぜ、経営権委譲なのか?

その真髄を解明する覚悟での内部監査人の派遣です。

勿論、弁護士、公認会計士、税理士、企業内の会計部署、総務部署などでのプロジェクトチームです。

本当に、これでは、丸裸そのものです。

 それでも、この譲受企業は、この会社が譲渡しようとする意向が理解できないのだそうです。

まさに、不思議な企業だと、頭を抱える始末です。

 内部留保も目一杯であり、利益率、顧客数も、商品開発力、知財力も、不足箇所が見当たらない企業なのだと?

是は、譲渡を受けることに、経営に不利な課題が全くないのです。

 しかも、その譲渡価格が、余りにも安い。

この○○企業を上場するときの証券会社の評価は、60倍だそうでしたが、

現在提案している譲渡価格の安さに目を覆う始末です?

なぜ、なぜ、この価格、それに付加した条件も、問題など全く見当たらない優しいものでした。

 あなたは?

結論は、経営者の承継問題でした。

 

 

 

新しきこと面白きこと―サントリー・佐治敬三伝

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