エッセイ、商品開発と研究開発の違い

エッセイ、

商品化と開発品は、雲泥の差です。


開発は、未来、将来を目指しての先行開発です。

商品開発は、次期製品の開発です。

 すなわち、半年先、あるいは1年先には、市場に出す商品です。

この期間は、サンプル作り、試販売などで市場の情報収集、いわゆる、マーケテングなのです。

その動向を見ながら開発商品の改善、注意点などをチェックし、市場での問題の解消を事前に、発見する業務もあります。

また、製品だけでなく、施工や工具、環境との調和、運搬、など開発品に係るすべての条項をチェックするのです。

勿論、必要なデータの収集、あるいは認定資格の確認などしらみつぶしにチェックして、商品として市場に出た際に


課題が出ないように先行調査をするのです。

 特に、建材では防火構造、並びに製品の個別認定などがあり、業界認定の製品は、そのままでもいいのですが、個別認定は自社責任です。

これらの試験等には、費用と時間がかかります。

その為、少なくとも半年前、出来れば1年前に新商品市場への供給(販売)を結論づける必要が有ります。

いずれにしても、商品開発は明日の顔、研究開発はストック品です。