ターサンの勝手な情報局、第二創業期、特殊市場?

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第二創業期、特殊市場のライバル戦略は?


少なくとも、大型パネル(複合サンドイッチ板、厚さ30~100mm、長さ3から15m、幅が60から1000mm)までの製品は、

ドイツのヘッシュから技術輸入しタ、大阪の大同鋼板(日鉄の100%子会社、上層部は、ほぼ日鉄からの出向、)であり、

製造装置も含め、大規模な装置であり、滋賀県のある地に設置されたいました。

 それに対して、国内のサンドイッチ板製造、販売企業は、ほとんどなく、冷凍倉庫用の冷凍ボックスくらいで、大きな倉庫こ
の中に、10立方位の四角い断熱ボックスを並べて商品を保存するボックスであり、厚さは100mm、以上のポリウレタンフォームを充填したサンドイッチ板を組み合わせてなるモノでした。

これは、新日本軽金属新日軽)は、製造していたのです。


 そのほかは、冷凍車等のパネルは、上記したようなサンドイッチ板を、車体の上に設置して保冷車であり、

建材でありませんでした。

その意味では、大型のサンドイッチ板とくくれば、3社くらい存在していましたが、お互いの市場は合致するものでなく、

それぞれが製造販売していたのです。

 ここに,igは目をつけたのです。

大型サンドイッチ板は、金属サイデングの延長線であり、すべての点でスケールアップすれば製造できる製品でした。


 でも、実際はスケールの違いがいろいろと課題があり、防火性、耐久性、施工性など沢山の課題が有ったのです。

しかし、この市場は、いずれ輸送企業の拠点(ストックヤード)、大型店舗の建設費のコストダウン、配送の効率化とIT化で

ある程度の市場が見込める感じでした。

 そこで、数社がこの市場に、参入したのです。

しかも、金属サイデングメーカからの参入です。

 でも、ここで課題は、後発のメーカは、すべて大手であり、金属サイデング専業メーカでは、ありませんでした。

この点は、ややは、何が何でもこの市場で生き抜く姿勢に欠ける弱点を有し、ちょい味見の参入姿勢です。

 これは、やけどする位であり、成功に至る比率が無いといえるのです。

いきるか死ぬかの勝負に、せめて新規な市場に出遅れまいと顔を出すレベルの姿勢では、勝てる市場のように甘いものでないのです。

 これは、IG出も言える姿勢です。

万一は、本業の金属サイデングで経営は安定しており、どくせい市場です。

その為、現況から見ると約20年位足踏みして居た感じです。

あなたは、待てますか?