一寸気になる情報、第二創業期、セラミック建材とは?

第二創業期、セラミック建材とは?


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 本セラを市場に新発売したのですが、金属建材と異なる、物性の違いによる、多数の課題が目の前に

存在するのです。


 それは、本体が、約1200℃で焼成され、切断、修正、接続など、および、化粧表面の色彩のばらばらな表情、

壁全体のイメージが浮かばないのだ。


 まして、施工業者は、タイルや?窯業系建材や、壁屋、大工、屋根メーカ?トンネルメーカ、


全体として、だれが適任かは?

 それは、すべてが初めての商品だからです。

メーカですら、だれが主体施工業者?

 すなわち、蝙蝠(こうもり)商品なのです。

市場が広くて、狭く、特定できない、いいかえると?

用途、施工不明の商品群なのです。

 中途半端の際たる商品の開発になっていたのです。

実務を担当した責任者は、無機系化学の研究から有機高分子研究まで、

いわゆる何でも屋の能力を持ち合わせる優秀人なのです。

 販売の市場は?

営業マンは、金属サイデングを主体に営業して人であり、

まさに、表裏が真逆の新商品なのです。

 これでは、開発をした人、作る人、告知する人、売る人、すべて、新人なのです。

あなたは、これ売れますか?

 開発指示を出したトップでさえも?

 市場の隙間商品なのに?
欲しいすきまでなく、たまたま開いていた隙間の感じなのです。

いわゆる、趣味の世界の新商品なのです。

 これ、商品でなく、ほびーなのです。

しらない市場の恐ろしさに唖然とする日々でした。

勿論、企業経営的には、痛くもかゆくも全くない、開発費用でしたが、

経験だけに収めるのは、投資金額が莫大でした。

 この開発は、唯一つの大失敗作です。

企業的には、新規な技術へのチャレンジと銘打てば、それあんりの収まりができます。

技術も、新規なものが蓄積されます。

 でも、あまり必要のない項目です。

営業は、まさに切り込み隊長です。

 砂漠で長くつを売るような話です。

あなたは?