これは何だ、第二創業期、新商品の開発は?


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第二創業期に入り、目玉の新商品を提案して、市場にお披露目したいのが、経営者であり、営業であり、開発部です。


新商品は、そう簡単に発掘できるわけでなく、やはり、既存商品の

改良に行きつくのです。


しかも、すでに発売している商品群は、次第に技術が高度化しており、コストアップとこね過ぎの感じが商品に

目立つのです。


 それは、個性が好きな人は良いのですが、汎用としてはあまり期待できない商品が出だしていたのです。


これは、営業の要望に応えた結果です。


顧客は、勝手なことを要求するのです。


 それをいちいち聞いていると、種類が増し、それで、売り上げはアップしないのです。

顧客のおおよその人をターゲットにしていないし、時代の要請なのかもしれないが、そこには有用性が?


 そこで、現在販売している中で、売り上げに貢献している商品の市場分析を社内でしたら、


なんと初期の真壁二世の銘壁クラスがトップであり、売り上げの5から6割を占めているのです。

それに、伸壁のよこばりが3割以上です。

 如何に、縦張りのサイデングからよこばりの伸壁に市場は移行しつつあるのです。

建築物が洋風化し手きており、カツ、単純な片流れ屋根、切り妻、陸屋根などの


屋根が単純な構造になってきたのです。

 寄棟などの複雑な屋根は、コスト、職人などの関係で富裕層以外は?

大半がコスト優先です。


 それに住宅以外での使用、いわゆる、小屋などへの使用が多かったのですが、よこばりと洋風化の関係で


銘壁、伸壁が大きなシェアを占めているのです。

 これらの化粧面に、新規な意匠、デザインを付加すれば、外壁は住宅のイメージを大幅に変えるチャンスが来るようでした。

 それに、役物も、これらの商品にマッチさせる必要が有り、これは、コストアップとか工のむずかしだが加わるのです。


 でも市場は、窯業系のサイデングに意匠アップで、そのあおりを金属サイデングでも受けるのです。

そもそも、質感で窯業系と金属系では異質なのですが、色彩、エンボス加工などの付加で、その差が


ほぼ解消されて感じの商品が生産できるのでした。

 あなたは、人まねは?

ある言いは、二匹目のドジョウは?