ターさんの勝手な情報局、第二創業、鬼門の屋根分野へのチャレンジを決断
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第2創業、鬼門の屋根分野へチャレンジを決断
この屋根分野の市場は、個性豊かな市場です。
それは、地域性、歴史、伝統、屋根材の産地など、要素が複雑に絡み、市場規模は、大きいのですが、
種類が多数あり、1屋根材の市場としてはそれほど大きいといえないのです。
全国市場は?
しかも、地域によって、海岸縁と山地でも違うし、建物の構造とも大きく関係するのです。
それに、金属屋根材は、歴史的にも浅く、瓦やかやぶきなどの、木端、セメント瓦などと多種類が入り混じり、
まさに、市場は細切れの状態なのです。
そこに、金属屋根材が新規参入するのですから、それなりの覚悟が必要なのです。
金属屋根材は、現場成形の安価な長尺屋根材、神社などの銅屋根、定尺屋根材、金属瓦、アルミ金属瓦など
があり、それも地域で市場を確保している感じです。
ならば、どの市場へ参入するのか、市場の特定(ターゲットの確定)をすべきなのです。
住宅メーカは、コロニアル(セメント系でクボタ製)で木端のセメント材の感じです。
勿論、安価ですし、施工も容易であり、耐久性は?でも100年くらいの品質保証は有ったのでは?
陶器瓦は、歴史と地域が明確に区分され、鋼板の金属製屋根材の市場ではなく、職人と建物と連動しているのです。
特に、海岸縁や神社仏閣、豪華な家屋、などでは、重厚性もあり、海水対策で錆の無い素材です。
特に、鋼板の屋根材は、赤さびは最大の課題ですが、それは、ガルバリュー鋼板の製品でクリアしていたのです。
アルミめっきが表面に30ミクロン塗布されており、これがガルバー効果で赤錆を防止するのです。
ただ、木口(切り口)は、防錆処理することがありがたいのです。でも、ほとんど赤さびは見られず、10年保証
持つものです。
しかし、弱点は、黒錆が出るのです。
特に、雨にさらされない箇所での使用、例えば、玄関の天井などに使用すると、黒錆が早い場合、数年で現れるのです。
でも、赤さびでないので?
これは、メーカもいろいろな場所での耐候性試験(露出)でも、わからなかった現象でした。
それに、金属瓦などは、400トンとかそれ以上のプレスで一気に、プレスするので
鋼板への応力が残存し、残存変形や傷があり、しかも、成形にも制限があり、厄介な製品です。
でも、金属屋根材での市場では、一応、揃える種類であり、平板の定尺屋根材と瓦屋根材などが最低の条件でした。
唯この種屋根材でも、課題があります。
①平面上のデザインでは?
②瓦屋状のまね形状では?
③色彩な、
④化粧面へのエンボスは?
⑤屋根材の上下の連結構造は、
⑥連結部材(いわゆる、役物は)
⑦施工業者の技術レベルは、板金屋でも可能なのか?
⑧4つ屋根や、複雑な屋根の形状では、隅の屋根材の形状は?
⑨屋根全体と屋根材のデザインとは?
⑩耐久性
⑪防水性(防水構造)
⑫屋根下地材は、
⑬金属瓦では桟木は?
まさに、金属サイデング材と異なる課題が山積していたのです。
其れで、市場規模は、外壁材より小さいのです。
また、この時点では、屋根材への断熱性の付加は、禁止でした。
それは人マネの製品があり、その2番煎じは?
経営哲学、人まねはしないが、眼前に迫るのです。
あなたは、どうします?
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