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再出発の門出、ベンチャー企業の生き様、


経営と知財

この時期は、平成元年であり、本社も新築され、国道13号線に近い、20000㎡の敷地に建設した3階建ての

新社屋です。


 勿論、1階のエントランス部には、自社新製品をサンプル施工しており、訪問者が、あるいは業者が

だれでも見れれ展示場です。


 そして、総務が3F,2Fが研究所、1Fが営業(販売会社)の配置です。


この時期は、会社はの成長段階であり、経営的には次の新製品の発売に向けたいろいろな準備をしていた時期です。


また、知財は、あくまでもフォロウーと新願の目を模索して、開発者との連携を強化していた時期です。

特に、知財担当の社員と開発者との連携が最大のテーマです。

 知財トップがいつまでも知財を指揮していては、社員が育たず、ある程度任せる方式に運営を

切り替えたのです。

 そして、知財担当責任者は、新規な技術、発想などを外部へ求めて日本全国の開発者、新聞記事を

を頼りに、わが目で確認するため出かけたのです。

勿論、一人では?

やはりその技術関係の企業の開発者と一緒の行動を目指したのです。

 それは、業界NO、1であるが故の行動でした。

 
そこで、島根県、長崎の天草、大分の別府など、あるいは大阪の個人開発者なども訪ねて

その真意を確かめに出かけたのです。

 勿論、費用は?

でも、開発市場の現実を観察するのには、最高のステージです。

 あなたは?