ミラクル情報局 第二創業、技術部の進化

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第二創業

 技術部の変化


1、この時期になると、装置はほとんど自社設計が主体でありますが、


製造が他社に分散して依頼する時期です。

 

 これは、社内に工作機をセットする必要がなき、設計図があればどこでも作れるメリットがあります。


その反面、社内には、部品の工作機での製造ができるメンバーが少なくなり、以前の経験者が数人であり、


やはり外注に頼らざるを得ないのです。


 勿論、発注は分散して依頼するのですが、全体図が要求されるので、

 

企業の経営方針が丸見えです。

 

 でも、この時期の開発スピードが早く、他社の新製品が上市される前にIGの新製品が発売されることが


当たり前でした。


 特に、役物に大きな差別化が出来て、ほとんどマネができない部品でした。


これは、出来上がり、すなわち、建物の納まりが決まる重要な部品なのです。


しかも、付加価値が有る商品なのです。

 

 また、その数も多数あり、横張の壁では、一番、納まりの外観を決定ずける役物でした。


その意味では、本体以上にシステム建築の領域に突入したのです。


勿論、大手の金属サイデングメーカはまねようと試みるが?

 また、窯業系の大手メーカは、それなりの役物を用意していたのですが、やはり、納まりに、


目地材を練り込む必要があり、外観はいまいちの感じです。


あなたは?

 ターさん勝手な情報局、第二創業、組織の変貌へ

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第二創業


 開発部の変化


創業20年が過ぎ、人材も、組織も、徐々に、システム化されだしたのです。

社員には、教育を研修させ、組織の運用の研修を外部講師を招いての研修や、外部研修会への派遣も


頻繁に行うようになりました。


 開発部では

この部の特殊性から、外部への研修は、基本的な研修以外、社内研修のスタイルです。

知財などは、特許庁主催、発明協会主催の研修会に積極的に参加させたのです。

 また、知財には、特許庁お墨付きの業界研修会(E04、意匠懇話会など)があり、

これはメーカ持ち回りの研修会であり、ライバルとのコミュニケーションをとるに最適な

研修会です。

 特に、大手との研修会であり、松下電工トステム、ToToなどの責任者との知り合える


チャンスとなったのです。

  また、化学班は、建材の防火試験、対候性、防風性試験などは、建築研究所とのコミュニケーションを

取り合うことで、それぞれの担当者、および評議会員などの専門家とのコミュニケーションをとるチャンスも

おおなったのです。

 これは、外部への飛び出しであり、世の中の動きが明確に理解できるチャンスでした。

其れを組織として積極的に推し進めた時期です。

 あなたは、どう見ますか?

ターサンの勝手な情報局、

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第二創業、住宅のあるべき姿へのチャレンジの経過


この時期、住宅のあるべき姿から、建材メーカーも検討することが重要だとトップは、理想を掲げていました。


勿論、理想はそのとうろですが、森を見ずして木を見るより、はるかに論理的にマッチした建材の開発は

出来るのは、よくわかります。


ただ、そこまでの力、人材、資金、知識などの環境がそろっているのだろうか?

すべてが手さぐりなら、費用対効果だけでなく、研究期間と内容の比較確認ができるのか、試験費用は?


 など多くの課題がよこたわっていました。

   でも、住宅を2棟建築して、チェックぽんと250か所などのデータを24時間、2年位継続して

集計し、その分析をして、建材のあるべき製品を目指すのです。

ただ、この住宅は、生活者が居住しておらず、無人の住宅のデータなのです。

ココに、大きな課題があります。

 でも、短期居住などの実験を繰り返しながら、屋根材、壁材、躯体内の温度、湿度、気流の流れなどを観察し、

グラフ化して視覚化したのです。

 また、畳等のダニ検査の実測も併用して、内装材のチャックもやったのです。

勿論、外装材の対候性、防風性、防水性など強度、各種性能なども合わせて、チェックしたのです。

ただ、このデータを活かした商品開発は、実用化の際に、いちぶ 取り柄れる位の活用頻度でした。

 あなたは、ここまで,こりますか?

一寸、気になる情報

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第二創業の品ぞれへ、


屋根材、ホンセラ、金属サイデングの並び


この時期、金属サイデングは、

相変わらず市場NO、1でシェア確保率が34%くらいであり、ダントツのトップです。

その為、企業経営的には、ますます順調、売り上げ増です。

 その為、新規分野への投資も可能なのです。

それで、ホンセラへのチャレンジ、次に屋根材へのチャレンジ、

また、金属サイデングの延長線の大型パネル、大型サンドイッチ板へのチャレンジと連続した

開発が続くのです。

 金属サイデングは、知財戦略の活用でライバルへの仮処分攻勢を実施したのです。

それは、特許が竹刀でない証を立証する時期だと判断したのです。

先ず、営業支援の知財活用です。

 サンドイッチ板、パネルはデザインへの活用と大型物件対策の建材です。
特に、パネルはデザインへのチャレンジですが、特に化粧面への薄膜フイルムの接着です。

凸版か、大日本印刷との共同開発で化粧面への美の追加です。

ワンポイント壁面の提案なのです。

 しかも、パネルは割り付けが必要であり、物件対応のため、ロスが許されない商品です。

また、大型バンドタイプは、1000から10000㎡と半端でない枚数であり、規模です。

倉庫、大型工場など内・外装一体化の壁材です。

 しかも。厚さが30から100mmと断熱性もあり、倉庫棟の建設に大いに役立つ商品です。

先駆社は、大同鋼板があり、ドイツのヘッシュからの技術導入品です。

勿論、以前にも説明しましたが、市場のすみわけと地域のすみわけと、金属サイデング関連の同社の知財

購入(特に、必要が有るわけでなく、営業支援の投資)です。

 本セラは、これは思い上がりの感じがある新商品開発です。

それは、瓦屋(石川式万年セメント瓦)が出発点のトップの夢です。

 それに、今回は、屋根材へのチャレンジです。

これも、神社仏閣への経験を活かしての新規参入です。

 まさに、外装材のデパート感覚のメーカとなってきたのです。

果たして、それらが皆順調に育つのか?

 少なくとも、営業マンは、金属サイデングしか売れない人達です。

ここに大きな課題がありますが、力に任せてのスタートです。

現時点(平成30年5月)では、本セラ以外は順調に市場を確保しているのです。

これらは、皆同類分野に入ります。

本セラだけが、異質です。

あなたは、このような発想はできますか?

一寸、気になる情報、第二創業、美への追求

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第二創業


屋根へのこだわり


美の追求


さて、トップは、自らの鬼門として位置づけた屋根材分野に、チャレンジしたのです。


これは、トップ自身が、神社仏閣の建築での失敗を体で覚えているのだが、やはり、[美]へのこだわり、

あこがれが捨てきれず、この鬼門の方向へチャレンジする覚悟を決めたのです。

勇気と覚悟

これは、企業であるがゆえに美の追求にも利益と投資のバランスが要求されるのです。

ところが、美の追求に夢中になると、ついに、コストを無視する傾向が有り、損害、すなわち、

デザインから来る美の追求に歯止めがかからず、赤字を抱え込むのです。

 それで、外装建材へ逃避したのですが、夢とあこがれに回帰したのです。

是には、命取り(致命的な課題)の要素があるのだが、今回は組織での方針であり、

 神社仏閣を建築していた時代とその中身が異なり、独裁での決断に歯止めがかかるはずです。

しかも、規格品であれば、その許容幅は、小さく、経営への心配は、ないはずです。

それに、企業の実力は、依然と比べモノにならず、経営的な心配などあり得ない収支決算でした。

 でも、やはり、美の追求に、走るのですが、今回は、[グッドデザイン]へのチャレンジです。

これまでも外装材で5回チャレンジした経験が有り、そのうち,3回、すなわち、3商品がグウドデザインに

合格したのです。

 今回の屋根材もそのチャレンジが要求されたのです。

あなたは、どうします。

一寸、気になる情報

一寸気になる情報、ホモ・サピエンスがネアンデ・タール人と異なり、なぜ生き延びたのかと?

 

あるhpで解説した記事が有りました。

 

その理由は、

①組織的に連携し、アイデアがあれば、集団ですぐに学習しテイク、広いネットワークが作れた。

 

それに対し、古人、ネアン・デルタール人は、脳の個体の大きさは、ホモ・サピエンスより、10%も大きいのだと。

 

また、この人類は、血縁関係が多く、規模も小さく、石器一つでも数万年間も、進歩がなく、そのままの状態であったのだと。

 

それは、氷河期,小氷期などの生き残りをかけた対応にあります。

 

 すなわち、古人であるネアンデ・ルタール人は、食糧不足に対する対策案が、無く、絶滅したのです。

 

 これに対して、ホモ・サピエンスは、広い情報ネットワークのおかげで、この氷河期に対象して民族移動や食料の保管等でしのいだのです。

 

 これは、すべての産業界にも役立つ内容と思います。

 

 

 

 それに対しての、ホモ・サピエンスは、著しく進化させ、

矢じりから、のこぎり、投槍機

 

 など、次々に進化させたのだと。

 

考古学の発掘で、証明されたのだと。

 

ターさんミラクル情報局 第2創業と屋根材

第二創業と屋根、 建物の象徴、それは屋根


第二創業で、特筆すべき事項は、やはり新規参入した屋根材分野です。

一般的に、建物のイメージは、屋根が特徴的です。

しかも、全体的な観察です。

 部分観察が外装材、例えば、壁材、窓材、テラスなどでしょうが、屋根は建物のイメージを印象的に

表すのです。

マル屋根とか、三角屋根とか、平らな屋根、とんがり屋根ーーーとか、多数あります。


それに、色彩も加わり、建物のイメージをさらに、印象的にします。

ピラミッドは?スフヒンクスは、屋根しかないのかな?

これらは、建物でないのですかね。

日本に戻せば、城が一番大きなインパクトがあります。

今回の新規商品の屋根材は、汎用の建築物であり、一般住宅、工場、倉庫、物置などコストの安い

領域です。

しかも、屋根面積が大きな建物です。

それは、コストが主体であり、原材料費だけでなく、施工費、役物などトータルでのコストです。

運搬にしろ、施工にしろ、連結具にしろ、すべてはスピードとコストです。


それは、金属屋根材の最大のメリットです。運搬一つをとても、大量に搬送できるのです。

また、色彩は、ユーザのお好みの合わせるのです。

周りの環境との景観や、イメージアップにも一役買います。

 あなたは、屋根で、どこにこだわりますか?